タバコの起源 大航海時代 上
2012年8月15日 趣味
こうして、タバコは長い間ネイティブアメリカンだけの習慣にとどまっていましたが、1492年大航海時代の山師クリストファー?コロンブスが、時のスペイン王イザベル1世を拝み倒し、3艘の船団と100人程度のクルーを従え、2ヶ月強の航海の末、やっとのことでカリブ海に浮かぶ、バハマ諸島のとある島に上陸したことを機に、タバコは世界中に知れ渡ることになります。
ネイティブ?アメリカンに起源をもつタバコはヨーロッパに新世界発見の起源をもたらしたコロンブスを介し、その後たった100年足らずで、日本にまで伝えられることになります。
先住民のインディオと接触したコロンブス一行が、友好の証として、スペイン本土からの装飾品や鏡を差し出したところ、インディオは、果物や民芸品のほかに、香りの高い乾燥したタバコの葉を一行にプレゼントしたとされています。
当初、彼らは葉っぱの正体も用途も、全くわからなかったそうですが、その後キューバ島に移動して、島の人々が喫煙する姿を目の当たりにし、ようやくタバコの葉の使い方について合点がいったそうです。
ともあれ、大航海時代におけるヨーロッパ列強のアメリカ大陸植民化を切り口として、ジャガイモやトウモロコシなどの穀物類に加え、タバコもヨーロッパに広く移出されていきました。
最初のうちは、タバコの花の可憐さがもてはやされ、観賞用として愛でられたと記録に残っていますので、タバコの喫煙習慣が根付くまではある程度時間がかかったようです。
ヨーロッパの人々が、これまで目にした事がなかったタバコは、宝飾品と同等の価値があるものとされ、高い値で売り買いされたそうです。
タバコがヨーロッパに普及した当初は、精神を落ち着かせる鎮静剤、タバコを吸えばペストにもかからない、挙句の果てには万病に効く薬などとまでいわれていたようです。
つまり、現代のようにタバコは嗜好品としてではなく、医薬品として認知されていたんですね。
また、タバコは家庭の常備薬として、子供たちまで利用していたといわれています。
ペスト治療との大義名分で、イギリスの小学生はパイプとタバコを必ず持って登校し、授業の間の休み時間には、先生の指示のもと一斉にパイプのタバコに火をつけたそうです。
タバコは、学校の先生もお医者さんも、公認の優れものだったわけです。
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ネイティブ?アメリカンに起源をもつタバコはヨーロッパに新世界発見の起源をもたらしたコロンブスを介し、その後たった100年足らずで、日本にまで伝えられることになります。
先住民のインディオと接触したコロンブス一行が、友好の証として、スペイン本土からの装飾品や鏡を差し出したところ、インディオは、果物や民芸品のほかに、香りの高い乾燥したタバコの葉を一行にプレゼントしたとされています。
当初、彼らは葉っぱの正体も用途も、全くわからなかったそうですが、その後キューバ島に移動して、島の人々が喫煙する姿を目の当たりにし、ようやくタバコの葉の使い方について合点がいったそうです。
ともあれ、大航海時代におけるヨーロッパ列強のアメリカ大陸植民化を切り口として、ジャガイモやトウモロコシなどの穀物類に加え、タバコもヨーロッパに広く移出されていきました。
最初のうちは、タバコの花の可憐さがもてはやされ、観賞用として愛でられたと記録に残っていますので、タバコの喫煙習慣が根付くまではある程度時間がかかったようです。
ヨーロッパの人々が、これまで目にした事がなかったタバコは、宝飾品と同等の価値があるものとされ、高い値で売り買いされたそうです。
タバコがヨーロッパに普及した当初は、精神を落ち着かせる鎮静剤、タバコを吸えばペストにもかからない、挙句の果てには万病に効く薬などとまでいわれていたようです。
つまり、現代のようにタバコは嗜好品としてではなく、医薬品として認知されていたんですね。
また、タバコは家庭の常備薬として、子供たちまで利用していたといわれています。
ペスト治療との大義名分で、イギリスの小学生はパイプとタバコを必ず持って登校し、授業の間の休み時間には、先生の指示のもと一斉にパイプのタバコに火をつけたそうです。
タバコは、学校の先生もお医者さんも、公認の優れものだったわけです。
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